次郎ブログ

一般人の日常

お酒の正しい知識について

お酒を楽しく飲むには

正しい飲み方を覚える必要があります。

 

そして、

お酒の適量を知り、

大量飲酒しないようにする必要もあります。

 

大量飲酒の影響について

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身体への影響

長期の大量飲酒は悪影響をもたらす

 

長期にわたり大量の飲酒をすると、

肝臓でアルコールが代謝される際に

中性脂肪が蓄積し

脂肪肝や肝硬変などの

肝臓障害が引き起こされます。

 

しかし、

お酒が悪影響を及ぼす臓器は

肝臓だけではありません。

 

糖尿病やすい炎などの

すい臓の障害のほか

消化管、循環器系、脳、末梢神経障害など

全身の臓器におよび障害が現れます。

 

さらに、

アルコール依存症

きたすこともあります。

 

これらの臓器障害は

自覚症状のないままに進行してしまうので

定期健診などで早期発見、

早期治療を心がけましょう。

 

また、

何より、過度の飲酒を控えることで

全身の臓器を休ませてあげることが大切です。

 

お酒は飲み方次第で

健康にプラスにもマイナスにもなります。

 

健康のためにも

飲み過ぎには気をつける必要があります。

 

社会への迷惑

 

家族への影響としては、

子どもを安全かつ安定した環境で

育てることができなくなり、

AC(アダルトチルドレン)、

DV(ドメスティック・バイオレンス)、

児童虐待などの問題を起こしやすい。

 

また、

会社を休んだり

飲酒運転を起こした際の

賠償金などにより

経済的にも家計を圧迫します。

 

周囲の人への影響としては、

飲酒運転を起こすことにより

相手に怪我を負わせたり

命を奪ってしまう。

 

周囲の人に対して、

暴力を振るったり

暴言を吐いたりする。

 

泥酔状態になると

公共の場の風紀を

乱してしまうことにもなる。

 

生活習慣病の原因にもなる

 

日本では、

生活習慣病の増加が社会問題になっており

死亡する人の3分の2近くが

これを原因としています。

 

その中で、

糖尿病や高脂質異常、

高血圧の危険因子と

いわれているものの

一つが「大量飲酒」です。

 

お酒と上手に付き合うことを

肝に銘じる必要があります。

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お酒の適量

 

通常のアルコール代謝能を有する

日本人においては、

節度ある適度な飲酒として

一日平均純アルコールで20g程度。

 

また、

一般的に女性は男性に比べて

アルコール分解速度が遅いことや

体重当たり同じ量だけ飲酒したとしても

女性は男性に比べて

臓器障害を起こしやすいことも知られてる。

 

これらの理由から

女性の飲酒量は男性に比べて

1/2~2/3程度が適当と考えられています。

 

純アルコール量20gとは

  • ビール(5%) 500ml
  • 日本酒(15%) 180ml
  • ワイン(12%) 200ml
  • チューハイ(7%) 350ml
  • ウイスキー(43%) 60ml
  • 焼酎(25%) 100ml

*出典 アサヒビール

 

生活習慣病のリスクを高める飲酒量

 

厚生労働省は、

平成25年から開始された

「健康日本21(第二次)」で、

生活習慣病のリスクを高める飲酒量」を

1日当たりの純アルコール摂取量が

男性で40g以上、

女性で20g以上と定義しています。

 

お酒の楽しみ方

適正飲酒の10か条
  1. 談笑し楽しく飲むのが基本です
  2. 食べながら適量範囲でゆっくりと
  3. 強い酒 薄めて飲むのがオススメです
  4. つくろうよ 週に二日は休肝
  5. やめようよ きりなく長い飲み続け
  6. 許さない 他の人への無理強い・イッキ飲み
  7. アルコール 薬と一緒は危険です
  8. 飲まないで 妊娠中と搾乳期は
  9. 飲酒後の運動・入浴 要注意
  10. 肝臓など 定期検査を忘れずに

*出典

 公益社団法人アルコール健康医学協会

 

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この記事を読んで

少しでもお酒の楽しみ方について

知っていただけたなら幸いです。