健康に良い飲み物
健康に良い飲み物は
なんなのか気になりませんか?
毎日口にしている食べ物だけでなく、
飲み物にもどんな成分が含まれているのか、
糖分はどのくらいなのかなど
気にしたことはありますか?
人間は一日に2L程度の水分を必要とします。
喉が渇いたときに
ジュースを飲むのは良くないことです。
人間の身体は
血糖値を一定に保とうと働くため、
身体の中の水分を使って血液を薄くします。
喉の渇きを潤すために
糖分が多いジュースを飲むと
血糖値が上昇するので
飲んでも飲んでも喉が渇く状態に陥ります。
世界保健機関(WHO)は砂糖の摂取上限を
一日に摂取するカロリーの5%未満
(平均的な成人では25g程度)とするべき
という指針を発表していますが、
ジュース一本で
一日の摂取上限を超える可能性があります。
飲み物に含まれる糖分(500mlあたり)
- コーラ
砂糖の量 56.5g
- サイダー
砂糖の量 52.5g
砂糖の量 44.8g
- 100%オレンジジュース
砂糖の量 55g
砂糖の量 53.5g
砂糖の量 56g
- 野菜ジュース
砂糖の量 40.5g
嗜好品でもある飲み物は、
時々であれば適量を摂取することは
ストレスの解消にも繋がります。
飲み過ぎは良くないことなので
ほどほどにすることが大切です。
健康に良い飲み物
-
緑茶
緑茶にはカテキンという
ポリフェノールが含まれています。
カテキンには強い抗酸化作用があり、
活性酸素を除去し脂質の酸化を防いで、
血中コレステロール値を下げる効果がある。
また、
カテキンの抗酸化作用は
肌にも影響をもたらし、
しわやシミを
予防・改善する効果が期待できます。
カテキンの他にも緑茶には
ビタミンCやビタミンB2が含まれており、
これらの栄養素には
免疫力をアップさせる効果や
美肌効果があります。
-
豆乳
豆乳にはポリフェノールの一種である
イソフラボンが含まれており、
インスリンの感受性を高める効果がある。
イソフラボンを摂取して
インスリンの過剰分泌を抑えることで、
糖尿病の予防効果が期待できます。
-
トマトジュース(無塩)
トマトにはカテノロイドの一種である
リコピンが含まれています。
リコピンは強い抗酸化作用を持ち、
美白効果や
善玉コレステロールを増やす効果がある。
善玉コレステロールには
全身の余った悪玉コレステロールを回収し
動脈硬化を予防する働きがあります。
-
米麹甘酒
甘酒には
米麹甘酒と酒粕甘酒の二種類があります。
「飲む点滴」と
呼ばれる方の甘酒は「米麹甘酒」です。
エルゴチオネインという
ビタミンEの約7000倍もの
強力な抗酸化作用を持つ
アミノ酸が含まれています。
活性酸素による
DNAの損傷や脂質の酸化を抑え、
がんや動脈硬化の予防に効果的です。
-
ピュアココア
ココアに含まれる
カカオポリフェノールには血管を拡げ、
血圧を下げる効果があります。
血管内では
一酸化窒素の生成を促す作用を持ちます。
一酸化窒素は血液が固まってしまうことを
予防する効果があるため、
一酸化窒素の生成が促進されることで
血液をサラサラにすることがわかっている。
また、胃がんの原因菌である
ピロリ菌を弱らせて除去する効果や、
正常細胞の損傷を防ぎがんを予防する効果、
免疫力をアップさせインフルエンザなどの
感染症から身体を守る効果も期待されている。
-
コーヒー
コーヒーにはクロロゲン酸という
ポリフェノールが含まれており、
強い抗酸化作用があります。
また、
血糖値を上がりにくくする効果があります。
さらに、
コーヒーの最も特徴的な成分である
カフェインには覚醒作用や
血管拡張作用による血流・冷えの改善、
利尿作用による
むくみの改善など様々な効果があります。
カフェインには交感神経を刺激するため
コーヒーを飲むことで
体脂肪の燃焼が促進するとも言われています。
アミロイドベータというたんぱく質を
生成するための酵素の働きを抑え、
病気を予防する効果も期待されています。
ただし、
カフェインは過剰摂取で
中毒を起こす可能性があるため、
取り過ぎには気をつけましょう。
健康に良い飲み物を
摂っていれば健康になるわけではありません。
毎日の生活習慣が大事です。
飲み物が健康になるための
第一歩になるのかもしれません。
この記事を読んで
少しでも健康に良い飲み物について
知っていただけたなら幸いです。