次郎ブログ

一般人の日常

猫背を治すためには

猫背についてどのくらい知っていますか?

 

どのようなことをしていたら猫背になるのか

 

猫背の何がダメなのか

 

猫背はどうしたら治るのか

 

詳しく知っている方は少ないと思います。

 

猫背について

少しでもお伝えできればなと思います。

f:id:jiro_orange:20210703202525j:plain

猫背とは

猫のように背骨が

丸くなってしまっている姿勢のことです。

 

背骨は、本来、生理的な弯曲があります。

 

生理的な弯曲とは、

よく言われる背骨のS字カーブです。

 

背骨には、24個の骨があり

上から頸椎(けいつい)、

胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、

仙椎(せんつい)の4つに分けられます。

 

その4部分で

背骨のS字カーブを構成しています。

 

頸椎、腰椎は前弯(反る)、

胸椎、仙椎は後弯(丸まる)というように

前方と後方に弯曲しています。

 

そのうち、胸椎で後弯が強くなる

つまり背骨の丸まりが強くなることが

猫背ということになります。

 

言い方を変えれば

円背という姿勢になります。

 

猫背は、

背骨のS字カーブが崩れている姿勢なので

衝撃吸収がうまくできなくなり

体への負担がとても大きくなります。

 

猫背の原因

長時間同じ姿勢でのデスクワーク

キーボードやマウス操作が

必要なデスクワークでは、

肩が内側に入った

前屈みの悪い姿勢になりやすいです。

 

この姿勢が日頃から続いていると

背骨や骨盤の歪みや

筋肉の衰えの原因になり

結果として猫背になってしまいます。

 

長時間のスマホ使用

現代において、

趣味や仕事で

長時間スマホを使用している人は

多いはずです。

 

そして、

この長時間のスマホ使用は、

長時間のデスクワークと同様に

猫背になる原因といて考えられています。

 

多くの人がスマホを使うときに、

画面を覗き込むように

首が前傾になった姿勢をとると思います。

 

この姿勢が習慣化すると

先ほどと同様の理由で

猫背を引き起こす原因になります。

f:id:jiro_orange:20210703202436j:plain

猫背のデメリット

猫背が体に及ぼす影響は

疲れやすくなるだけではありません。

 

背中が丸まると、

肋骨周りの筋肉が凝り固まり

深い呼吸ができなくなります。

 

呼吸には、

酸素を血流にのせて

体のすみずみまで届けるという

大事な働きがありますが、

呼吸が浅くなると、

代謝の低下や臓器の働きが

鈍くなるなどの不具合が生まれます。

 

さらに筋肉の凝りは血行不良を招くため

むくみが起こりやすくなる

睡眠の質まで

悪い影響を及ぼすことがあります。

 

猫背改善方法

 肩甲骨を動かして背中のコリをほぐす

1.顎をひき、壁に背中をつけて立つ。

 

  両腕を真っ直ぐ上に伸ばす。

 

2.息をはきながら、

  ひじが90度に曲がるように

  肩の横まで両腕を下ろす。

 

  このとき両腕を壁に

  沿わせるように動かす。

 

  息をはききったら

  今度は息を吸いながら

  両腕を上に上げて元の姿勢に戻す。

 

  これをゆっくり5~6回繰り返す。

 

背骨を動かして、

コリ固まった背中をやわらかく

1.両手、両膝を

  肩幅に開いて床につける。

 

  このとき、

  お尻の真下に膝が来るようにする。

 

2.息を吸いながら、

  両手で床を押すイメージで

  背中を反らせる。

 

  このとき目線は斜め上。

 

3.息をはきながら、

  おへそを背中にくっつける

  イメージで背中を丸める。

 

  このときの目線はおへそ。

 

  息をはききったら、

  再び背中を反らせる。

 

  これをゆっくり5~6回繰り返す。

 

体幹強化で

良い姿勢をキープできることが重要

うつ伏せの状態から、

両肘が肩の下に来るようにセットしたら

お腹に力を入れて持ち上げる。

 

真っ直ぐ一直線になった状態で

10秒キープしたら

ゆっくりとうつ伏せに戻す。

 

これを5~6回繰り返す。

 

10秒キープが難しい場合は、

時間を短くしたり

両膝を床につけてもOK。

f:id:jiro_orange:20210703202503j:plain

この記事を読んで

少しでも猫背について

知っていただけたなら幸いです。